マスティックの歴史

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1686年マスティックの樹の絵画(ポジ管理111354)
マスティックガム

 

マスティックの歴史
古代ギリシャの多くの著者がガムマスティックについて記述
樹液の収穫をする女性たち(ポジ管理111348)
  • ラムセス大王(Philip Vandeberg)という本では、旧約聖書のモーゼA本第37,第25章の中に、「ラクダにはトラガントゴム、ガムマスティック、ラブダノンが積まれ、道はエジプトまで続いていた」という記述のあることを指摘しています。
  • 古代ギリシャの神話によれば、「アルテミスの処女達はコショウボク(マスティック)の枝を身に付けていた。それは純潔と若さの象徴であった。」と記述。
  • ガムマスティックはファラオ王朝によく知られ、3つの種類に分けられていた。

マスティックの緑葉と樹液(ポジ管理111349)ガムマスティックはギリシヤ南東部のヒオス島だけに群生しているウルシ科のマスティックの木(コショウボク Pistacia Lentiscus Var.Chia)から採れる樹液です。毎年7〜9月頃に木の幹に傷を付け、そこからしたたり落ちる樹液を採集したもので、この樹液ははじめ無色透明ですが時間が経つにつれて硬くなり、やがて黄金色に変わります。粘性のある天然ガム質で、その形状が涙のような形をしていることからヒオス島では「キリストの涙」とも呼ばれています。

ガムマスティックの歴史はたいへん古く、古代ギリシヤ時代にさかのぼります。心地よいヒノキの香りと味を持ち、はるか昔からこの樹液をそのまま口に入れて噛む習慣がありました。特にご婦人たちに人気が高く、歯を輝かせ丈夫にするほか口臭を甘い香りに変えてくれるとたいへん評判のいいものでした。又、胃の痛いときにこの樹液を噛むと何故か胃の痛みが消えると信じられていました。あのコロンブスがしばしばヒオス島を訪れ、アメリカ大陸発見の大航海の時にも大切な積み荷としてガムマスティックを持っていったと言われています。

多くの著名なギリシヤの学者はガムマスティックのこの不思議な働きと自然の治癒能力について早くから気づいていました。又、ヒオス島の人々はいろいろな病気に効果のあるガムマスティックからエッセンスオイルを抽出し、様々な病気の治療に使用してきました。

10世紀以降、ガムマスティックはヒオス島を訪れた旅行者によって広く知られるようになり、ヒオス島はガムマスティックを唯一独占的に生産出来る場所として有名になりました。ガムマスティックは加工食品の原料として使われる他、今では25ヵ国の薬局方に指定され、薬の成分として使用されています。今日、ガムマスティックはチューイングガムのほか薬品、食品、ドリンク、歯磨き、香水、化粧品、絵画用ニス、絶縁ペイント剤、映画フィルムの保管、手術用糸など60種以上の様々な目的に使用されています。そして、すでに世界中で多くのマスティック製品が生産され、実用化されています。


ギリシャ・ヒオス島ガムマスティック栽培組合1878年の版画”マスティハの刈り入れ”(ポジ管理111350)の資料訳
The Chios Gum Mastic Growers Association


このマークは製造組合のTRADEMARKです。
初期の頃、マスティック樹液の収穫に使用した
土器製の水差しが描かれています。


マスティックの畑(ポジ管理1113880)



歯周病原細菌に対するMIC抗菌性試験


2000年4月、日本国内の研究機関に於いて、マスティック(マスティック 50%、ヤシ精製油 50%)の抗菌効果に関するデータを取得。
(※下記の記述はその一部です)

マスティックの歯周病原細菌に対する最小発育阻止濃度(MIC)
齲触関連細菌
(虫歯菌)

Streptococcus mutans 6751
Streptococcus sanguis E206
Streptococcus mitis ATCC9811
Actinomyces viscosus ATCC15987
Actinomyces naeslundii ATCC12104
Lactobacillus casei ATCC393

0.4%
0.4%
0.4%
0.2%
0.2%
0.2%
歯周病関連細菌

Porphyromonas gingivarlis 381
Porphyromonas endodontalis ATCC35406
Prevotella intermedia ATCC25261
Fusobacterium nucleaum ATCC25580
Actinobacillus actinomycetem comitans ATCC29523

<0.05%
1.6%
1.6%
<0.05%
0.2%
標準菌

Eschericha coli MC1061
Stephylicoccus aureus 209P
Bacillus subtilis

1.6%
0.8%
0.2%




マスティック樹液の幅広い用途

乾燥マスティック樹液(ポジ管理111352) マスティック製品いろいろ(ポジ管理1113549)
乾燥・選別した樹液 ヒオス島で販売されているマスティック製品

 ヨーロッパ諸国やアラブ諸国では昔からチューイングガムの他にいろいろな用途にマスティック樹液を使ってきました。
 世界25ヵ国の薬局方に指定され、数々の薬や軟膏を作るのに使われていますが、それら以外のユニークな用途を
 ご紹介します。
  1. 樹液に特殊な粉やタンニン等を混ぜて虫歯の穴の詰め物として使用。歯磨き粉にも。
  2. 高品質ワニスとして、高級な楽器や家具に使用。劣化を防ぎ、長持ちします。
  3. マスティックオイルは化粧品や香水類、マニキュア液、ボディ乳液、芳香石鹸に使用。
  4. 塗料、特に芸術家が使用するペイントの最良の安定剤。保存効果とツヤ出しに最適。
  5. 織物・綿糸産業における最良の色素安定剤として使用。
  6. 菓子素材としてキャンディー、ビスケット、クラッカー、チョコレート等の香り付けに使用。
  7. ギリシャではアルコール原料として、有名なウゾやリキュール、ブランデーに混合。
  8. 宗教目的では、乳香として燃やし、気持ちのよい香りを出すのに使用。
  9. 外科手術用の糸に使用すると縫合によい結果を出します。傷口に巻く包帯にも使用。
  10. 紫外線を吸収するため、日焼け止めローションとして使用。
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